モデルガンの思い出と マルイ V10ウルトラコンパクト

50過ぎになった自分が子供のころ、横浜西口にモデルガンショップMGCがありました。

近所の「いなげや」にもおもちゃ売り場があり、そこにプラモデルやラジコン、モデルガンが展示、販売している時代でした。「いなげや」のおもちゃ売り場面積は広めで、HOスケールのスロットレーシング(マグナカー)用コースが常設されていた時期もありました。

ピストルのおもちゃには当然、関心があってMGCのSIG、ローマン2インチ、ウエスタンアームズのベレッタM1934Rなど持っていました。そのほかにもいくつかありましたが今すぐには思い出せません。

 

艶々のプラの黒地にところどころ黒染めの金属パーツが使われた質感の対比が子供心にも、おもちゃっぽくモデルガンはこんな物だ、プラだからしょうがないと諦めに近いがっかり感を持っていました。

それに比べて「月刊GUN」に載っていた実銃は素材が放つ質感がとても美しく憧れたものです。

 

小学生のころ、エアガンはつづみ弾のssシリーズ、サンダーボルトあたりが売っていて高校生ぐらいの時にMGCのM93Rを購入しましたが当然ブローバック機能はありません。

コクサイの「こるとまーくふぉーしりーず がばめんともでる」は頑張ってた印象。

マルシンのM1カービンは木製ストックがリアルで集弾性も高く、的を撃つ精密射撃的なことが楽しめたのでとても気に入りました。

その後は溝の口のイシハラI-BOXで見たスーパーエンフォーサーにしびれて、購入を考えたものの迷っているうちに品切れ。

 

長い空白期間が開いて、先日、地元に行ったとき、兄がマルイのV10を見せてくれてその仕上げに感激したので自分もAmazonで購入しました。

カラーはシルバーなのですが、面によってシルバーの色合いが違いとてもかっこいいです。写真ではわかりづらく、このモデルの質感がほとんど伝わりません。

ブローバックするガスガンでありながら、鑑賞用としても素晴らしい仕上がりで、良い時代になりました。

シルバーでざらざらの加工がされていますが印をつけたところは色合いが他の部分より濃いです。

そのほかレバー類やインテークチャンバーなど3種類以上のシルバーがつかわれているようです。

個体差はあるのでしょうが、塗装の乱れやわずかな傷も見当たらず、ABS樹脂の表面加工でここまでできるなら金属モデルはいらないな、と感激しています。

マルイのすべてのモデルではありませんが、V10ウルトラコンパクトはパーティングラインも処理され消されています。

 

撮影 HuaweiP30LITE